ポケモン対戦のパーティ構成には、大きく分けて3つのタイプに分類され、対面構築、サイクル構築、エース構築と言います
今回はこちらの3つの構築と分かりやすく解説します
※応用的な考えなどは省いた、初心者~中級者向けの内容となりますのでご了承ください
対面構築
対面構築の基本
必ず1匹を倒す事を意識したとした戦い方です
ポケモン対戦では、有利不利によって交換して戦いを有利に進める方法がありますが、こちらの対面構築は交換をして有利対面を作る事は考えません
始めに出したポケモンで相手を倒す→相手に倒される→2匹目で相手を倒す・・・こちらが勝利のパターンになります
・タスキで耐えて二発目で倒す
・苦手なタイプにも打点を持てる技範囲の豊富さ
・カウンターやミラーコート
・みちづれ
相手に積む空きや交換されても倒す技範囲の広さなどが重視されます
ダイマックス環境では初手ダイマックスなども有効な手段です
対面構築の難しい所
一番簡単で単純な戦術になりますが、初めに出すポケモンの選出が勝敗のカギになります
相手の選出を読む力が必要とされるところが難しいポイントです
また、相手の引き先にも有効な技が必要になりますので、環境や相手の選出ポケモンからある程度予想して技を選ぶ必要があります
サイクル構築
サイクル構築の基本
ポケモンを交換しながら有利な状況を作る戦う方法です
不利対面になった場合は、ポケモンを交換して逆にこっちが有利な対面を作り戦います
選出したポケモンの相性が非常に重要となっており、弱点技を引き先のポケモンが耐性を持って受けれたり、無効にすると有利に進みます
・電気技に対する引き先で、じめんタイプ、ちくでん
・水技に対する引き先で、ちょすい、かんそうはだ、水耐性のタイプ・じめん技に対する引き先で、ひこうタイプ、ふゆう
・ドラゴン技に対する引き先で、フェアリータイプ
とにかく有利な対面を作る、そこから相手に大ダメージを与えるを意識しましよう
受けループ構築
サイクル構築に一種で耐久力の高いポケモンを相手の攻撃を受け続ける構築です
受け続けるだけでは負けてしまいますが、毒、やけど、やどりぎのたね、ステルスロック、バインド技などの定数ダメージを与え、自身は食べ残し、回復実、じこさいせいなどで体力を回復して戦います
一つの試合の時間が非常にかかるのが特徴ですが、非常に強力な構築です
サイクル構築の難しい所
交換して有利対面を作ったとしても、その後相手に交換されて不利な状態になると結局変わりません
その後の展開の予想をして、引き先への打点、積み技や変化技で相手の裏をかく必要があります
先の行動をある程度読む力が必要なので、その点が難しい所です
エース構築
エース構築の基本
エースとなるポケモンを決めて、積み技などで強化して3匹をすべて倒す方法です
残りの二匹はエースを生かすための壁貼り、環境作り、エースの苦手を補ったり、場合によってはサブエースとして使います
つるぎのまい(AA)
りゅうのまい(AS)
ちょうのまい(CDS)
めいそう(CD)
ビルドアップ(AB)
ジオコントロール(CCDDSS)※2ターン必要
・リフレクター、ひかりのかべ、オーロラベール
・ねばねばネット、ステルスロック
・積み技&バトンタッチ
エース構築の難しい所
壁貼って積んで3匹倒すと非常に簡単な初心者向けの構築だが、難しい所もあります
エースを決める必要があるので、相手にエースがバレると対策される事が多い
積み技警戒のてんねんヌオーなど、エース構築を否定するポケモンにも注意が必要
また、自分が積む前に相手に積まれるとかなり不利になる事があるので、展開のスピードも大事
筆者の得意なのはエース構築
以前作った私のパーティです
主にジガルデのりゅうのまいから全抜きをするコンセプトになってます
どもー!グリズリー工藤です ポケモンバトルの楽しみ方の一つに統一パーティってのがあります 今回は自分の作った色違い白統一パーティを紹介します ちなみに今回はランクバトルシリー[…]
3つの基本構築に関して
対面構築、サイクル構築、エース構築とポケモン対戦の基本構築を説明しましたが、実際どれが強いのか?有利なのか?
これはどれが強い、有利などはございません
自分の戦闘スタイルに合った戦い方を選択し、他の構築や環境のポケモンへの対策をどうするかを考えれば、強いパーティとなります
また3つだけしかないような解説でしたが、こちらの複合構築も可能です
ポケモン対戦で一番大事な事
それは好きなポケモンで戦う事!
どんなポケモンでもチームで戦えば戦闘で生かす事が可能です
答えなんてない世界なので、自分で考えてより強いパーティを作って戦ってみましょう!